宇宙よりも遠い場所 というアニメが最終話を迎えました。
主人公たち4人が高校生でありながら南極に行くことを本気で目指すという物語なのですが、これが本当に良かった・・・。全編どこを切り取っても名場面のオンパレードなのですが、個人的には飛行機内で移動時間を過ごす四人を描くシーンが好きでした。
機内食では死ぬほど冷たい蕎麦が出がち というのは旅行あるあるですね(?)各々の過ごし方でそのキャラクターの個性が活きててとても良かったです。
webnokusoyaroさんの「娘欲しい」という楽曲のMVを担当いたしました。
webnokusoyaroさんから本作のご依頼を受けた際に、曲に込めた意図など直接お話いただく機会がありました。ここでは詳細について明記しませんが、その話を伺ったことで、私は第一印象より非常に優しいイメージを受け取りました。よって、それを視聴者の方々にも感じ取ってもらえるようなMVを意識しました。 感覚的に伝わっていれば幸いです。
ScandalasはMV公開のタイミングと新曲お披露目のタイミングが同時でしたが、本作は既に昨年発表済みの楽曲であるため「私が聴いていた時のイメージと違う」という事態が、少なからず生じてしまうと考えて恐れていました。しかしながら、そこはあえてブレーキをかけず、私個人が良いと思ったものを、素直に、そのとおりに反映させました。
ちなみに分かる人は一目見れば分かるかもしれませんが、娘のモチーフは苺ましまろの伊藤千佳ちゃんです。(連載当初は同年代だったのに今や娘扱いとは。)
作業の実働は2ヶ月ほどでした。前作Scandalasが実働5日間だったので単純計算12倍です。とにかく作画の作業は膨大な時間がかかります。画力の問題もありますが、リリックビデオとは根本的に作業量が違いすぎます。
自ら素材を作画するメリットは「イメージ通りの素材を生成できること」と「オリジナリティを出しやすいこと」だと思います。しかしながら、それは膨大な時間と気力を引き換えになってしまいました。もっと早く、もっと上手に描けるよう精進しなければなりません。
少しでも画力不足をカバーするためにも、安いラケットなんかを買って実際に自分で振ってみたりもしながら、ポーズを考えて作画しました。ともかく全てにおいて試行錯誤を繰り返しました。
また、実は昨年の初冬に作業環境を刷新しており、本作はその環境で本格的に製作を行った初めての作品となります。具体的には「クリップスタジオの導入」「液晶タブレットでの作画」などが初の試みです。本作を通して使い方を習得できたように思います。
大前提として、もっと精進せねばならぬと思いました。
同じようなものばかり作っていても仕方ないので、新しいことにどんどんチャレンジするのですが、不慣れなことを進んでやるとなると、どうしても試行錯誤が増えてクオリティも安定しません。精進あるのみです。
ともあれ全力を尽くしたことだけは確かなので、少しでもこの楽曲に華を添えられていたら、こんなに嬉しいことはございません。ご視聴ありがとうございました。
webnokusoyaroさんの定期公演に行って参りました。
これにて1月、2月、3月と皆勤しましたが、今月が一番ホットな会場だと思いました。良かったです。
元気を貰ったので、大詰めの作業と向き合います。
すごく軽い気持ちで着手したのですが、結果的に過去最多の作画量になってきました。
なんとか今月中に決着をつけたいと思っている次第です。
かなり頑張ってるので、完成した暁には久しぶりに制作後記やメイキングを作ってみようかと思ってます。
あの『UNDERTALE』がNintendo Switchで発売決定。 #NintendoDirectJP https://t.co/NPMMq1tBZM pic.twitter.com/LOUl5K3ShZ
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2018年3月8日
もはや何周したかわからないこのゲーム、挙句の果てには「翻訳者のフィルターを通したくない」という謎の発想から辞書片手に英語版を始める始末でした。
満を持してSwitchに移植とのこと。
追加要素がなくても買うことになるんだろうと思います。
作業の進みがあまり芳しくないです。今ちょうど半分くらい素材を準備できたかなというところですが、なんとか今月中に終わらせたいです。。。