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ほとんど更新しない備忘録ブログ

FRENZ 2024 全通しなかったレポ

こんにちは。ねがくずです。

2022年から毎年オフレポを書いていたので今年も書こうと思います。去年、一昨年の様子は以下リンク参照。手前味噌ながら備忘録としてよく書けていて助かってます。

で、今年なんですけど実は全通もしてないし、出展もしてないんですよね…これは僕にとって初めてのことです。今回どんな記事になるのか自分でもよくわかりませんが、書いていこうと思います。

 

一日目 昼の部

大阪に着きました。(???)

従姉妹の結婚式を翌日に控えており、前乗りしたんですね…

大阪駅には今月からグラングリーン大阪というバカでかい公園が出来まして、見知った大阪のビル街に突如芝生が広がっているのは非常に新鮮な光景でした。ただこの日はまだ暑かった… 小さい子供達が噴水で楽しそうに水浴びしていて、僕も普通に混ざりたかったです。公園で #FRENZ_JP のハッシュタグを開いたらちょうど始まる頃合いで、離れた地からFRENZ 2024の開催を見届けました。

 

一日目 夜の部

泊まったホテルがめっちゃ快適&広くてテンション上がりました。

なんかもう、この頃には #FRENZ_JPのハッシュタグも開かないようにしてました。なぜなら機能美pの新作のネタバレを踏みたくなかったから。同じ時間軸で機能美pの新作が上映されているにも関わらず、自分がその場に立ち会えていないという苦痛はなかなか耐え難いものがありました。

こんなクソツイートをしつつ、FRENZ 2024閉演から一週間以上経過した今も首を長くして待っている次第です。尚、御本人の情報によりますと以下の通り。

あっ・・・・・・(「修正後にweb公開」を11年待ってる作品もありまして…Clade over って言うんですけど…*1

 

二日目 夜の部

スケジュール的に問題なく参加できそうなのが二日目深夜の部だけだったので夜の部のチケット購入は見送っていたのですが、友人がたまたま二日目夜の部のチケットを1枚余らせてしまったとのことだったので「無駄になるくらいなら最後の部だけでも可能性ある自分が買い取ったほうがマシか」と判断し、譲渡いただきました。つまり僕は結婚式終了と同時に大阪から東京までFRENZ参加RTAが始まったわけです。

新宿でFRENZが開演した頃、僕は依然として大阪でご両家へのご挨拶やら着替えやら荷物整理を済ませているところ。全てを終えた後に大急ぎで新幹線に駆け乗ったのですが、結論を申せば品川駅に着いたタイミングで、一番の目当てだったmisokabochaさんの作品がトリで上映終了。これは心底メンタルに堪えました。もはや重い足取りでトボトボと新宿に向かい、ゲッソリとした顔つきの僕を覇王樹(さっき上映された直後)とmisokabochaさん(さっき上映された直後)が迎え入れてくれて、挙句の果てには何も悪くないmisokabochaさん御本人に「すみません…僕が謝るのもおかしいですけど…」と気を遣っていただく始末。

今、世の中には二種類の人間がいて、misokabochaさんの新作を観た人と、観てない人なんだなあ。そして僕は後者なんだな……と歌舞伎町で打ちひしがれていました。

 

二日目 深夜の部

僕のFRENZはここでようやく始まりました。相変わらず多彩な映像がたくさん流れて非常に有意義な時間となりました。

ただ、今年は既に見知った方から数名お声がけいただいた程度で、誰かに名刺をお渡しすることは一度もなく、閉演から程なくしてそそくさと帰路に着きました。相変わらず今年も二階席に引きこもって鑑賞していたので自業自得なのですが、交流の伴わないFRENZってこんなに味気ないんだな~と感じました。(もちろん作品群は大変素晴らしかったのでそれだけで十分なのですが、相対的な話です。)あと味気無さの話で言えば例年と比較して滞在時間75%カットなんだからそりゃそうだろ、というのもありますね。

 

その後

翌週末はMaker Faire Tokyo 2024の開催日だったので我らがmaxcaffy師匠の展示を見に行くために東京ビッグサイトへと足を運びました。相変わらず熱気に溢れた現場で、FRENZとはまた違った狂気と技術とユーモアと熱量の結集した場で大変刺激になりました。

面白かった出展としては「絶対に指定したところでルーレットを止められる、人生思い通りの人生ゲーム」とか「刺し身にタンポポを乗せるライン工場体験」とか「常に目的地の方向を矢印で指してくれるビニール傘」とかが良かったです。(いずれの出展も人の顔とか映り込みすぎてるので撮影した映像はお見せ出来ないんですけど、刺し身タンポポのやつとかはTwitter(X)でバズってたので探せばすぐに出てくると思います。)

一緒に行ったyama_koさんと覇王樹と帰りに飲み会をしてFRENZの話もちょっとしたんですけど、「今年ねがくずが出展しなかったことに対しての印象は、『おい、なんで出なかったんだよ!』という感じではなく『もうそんな年があってもいい頃合いだよね』という感じ(意訳)」的な話をされて、「そうそうそう!!」と思いました。

5年ほど前から、僕にとってのFRENZは昔のように魂を削って渾身の一作を持ち寄る戦場のような場ではなくなってるんですよね(詳しくは2023レポの記事で語ってます)。理由としては、既にあの場においてやりたいことや達成したい目標は全てやり尽くしてることだったり、単に興味の幅が映像に留まらずどんどん拡大していってて他にも夢中になりたい趣味が多いことだったりが挙げられます。ただ少なくともこれは僕自身にとって悲観的な変化では全くなく、肩の力が抜けたくらいに考えています。そうは言ってもせめて、来年は出るにせよ出ないにせよ全ての部へ遊びに行きたいですね。

 

というわけで長くなりましたが以上です。(8割くらいFRENZに無関係の話だったような????)

*1:マジでどうでもいい豆知識なんだけど、機能美pはトリに上映されるとweb公開されないというジンクスがあり、先述の「Clade over」(2013年2夜トリ)に加えて「この場で出来るVR体験デモンストレーション」(2016年1夜トリ)、「王と仕立屋」(2018年2深夜トリ)も公開が待たれている。