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ほとんど更新しない備忘録ブログ

2018年3月1日の映画ボスラッシュ

明日、3月1日はすごい一日になりそうですね… というのも、

クリードの監督、ライアン・クーグラー最新作「ブラックパンサー

世界的巨匠、クリント・イーストウッドの最新作「15時17分、パリ行き」

アカデミー最多ノーミネートの「シェイプ・オブ・ウォーター

これが同時公開なんですね。

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映画ファンとしては初日に全て観てしかるべきですが、仕事もあるのでやむを得ず夕方から映画館をハシゴしようと思います。

19時から「シェイプオブウォーター」、21時半から「15時17分、パリ行き」といったスケジュールで、ブラックパンサーは週末へお預けになりそうです。

映像制作の作業が佳境に差し掛かっている中、この名作ラッシュは嬉しさ半分、焦り半分という心境です。

 

追記

アレクサンダーペイン監督の最新作「ダウンサイズ」も三月一日じゃないか!分身したい…。

 

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 (写真はTwitterからファンの方のものを拝借しました。)

 

先月に続き、二月度の定期公演へ行ってきました。

前回は友人を連れて行きましたが今回は初のぼっち参戦でした。

ファン同士でコミュニティのようなものが出来てるらしく、談笑してる輪も見られました。

僕は勝手にアウェイ感を覚えていましたが、開演すると同時にそんなものはすっ飛んで盛り上がりました。

大変良かったです。畑は違えど、ライブを通じて作業のモチベーションを充電できました。

スリー・ビルボード

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スリー・ビルボードを観ました。

「善い人」「悪い人」なんて、そんな単純な括り方をできるほど、人間は単純な生き物じゃないのだと思いました。そして、作中に時折登場する、あの小さいおじさんへ幸せになってほしいと強く思いました。

デトロイト

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 キャスリン・ビグロー監督最新作の「デトロイト」を観てきました。

過度な人種差別がもたらした悪夢のような実話を映画化した作品です。

公式サイトでは「サスペンス」と称されていますが、私は今までに観たどのホラー作品よりも恐怖を感じました。

本作は、物事の正当性や道理などを一向に構わず、暴力という行為によって人としての尊厳をいとも容易く奪ってゆく様が描かれています。生ぬるい環境で生きる我々にとって、どこかで溜飲の下がる展開を祈るように待ち望みますが、本作には救いが用意されておりません。そしてそれこそが現実なのだと突きつけてきます。観た直後は食事も喉が通らなくなるほど落ち込みました。

そういった作品ですので、人へあまりお勧めしづらいのも確かですが、私個人として心から「観て良かった」と思いました。今もなお作中の登場人物は何処かで生活を営んでいること、そして本作で問題提起されている内容は、この現代に残存し、人々を悩ませ続けていること。

たとえ知識として知り得たとしても、ここまで胸に響く事はなかったでしょう。これらを、映画という媒体を通じて知ることが出来て本当に良かったと思います。そして、これこそが「映画体験」の最たるものであると感じます。